実は大変!?時短勤務の裏側公開 - アドラー心理学 イライラしない、すくすく子育て

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実は大変!?時短勤務の裏側公開

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時短勤務というと、どんなイメージを持つだろうか?

なおパパの会社でも、時短勤務の社員がいます。その人とは、仕事上ほとんど係わり合いはなく、話をしたこともほとんどない。

その人に対する率直なイメージは、「寸分違わず、定時退社する謎の人」である。どんなに忙しくても、暇でも定時きっかりに帰るのである。どんだけ時間に厳しいねん!と思わず突っ込みを入れたくなる。

特に深く考えないと、さっさと帰れていいなー、なんていう嫉妬のような気持ちになってしまう。

・・・果たして本当にそうだろうか?

よく考えたら、うちのママも時短勤務だ。時には私自身も、保育園へ迎えにいっている。ということで、実は大変な時短勤務について書いてみようと思う。

実は大変な時短勤務

なぜ時短勤務なの?

時短勤務の人は、なぜ時短なのか?ということを考えたことがあるだろうか?

答えは簡単、「そこに子どもがいるから。」である。

大概の時短勤務者は、子どもを保育園へ預けている。保育園へ預けられる時間は、園によって違いがあるが、あらかた7時~18時が標準時間で、プラス1,2時間が延長保育となっていると思う。

標準時間内で預けようとすると、9時~18時のフルタイムで働くことは事実上不可能である。そのため、出勤を30分遅らせ、退勤を1時間30分早めるなどが可能な、時短勤務を選択することになる。

延長保育ありきで考えればフルタイムで働けるじゃん?という声もありそうだが、実際は考えにくい選択肢である。

保育園では年齢ごとにクラスが分かれている。当然のことながら、帰りのお迎えが来るたびに、子どもはどんどん少なくなっていく。ある時間を越えると、全てのクラスの残った子どもが一つのクラスに集められて過ごすことになる。親が迎えに来て楽しそうに帰っていく様子を毎日眺め、最後の一人に取り残されていくような思いをさせたいと思う親は多くないと思う。

そのように考える親が多いので、保育園のお迎えは8割くらいは標準時間内に終了している気がする。その中で、デフォルト延長保育で!なんてことは言えないのである。

では、なぜ定時きっかりに帰るのか?延長保育になると、夜食が振舞われる。この夜食、事前の予約が必要になってくる。通常は朝預ける時に、夜食の有無を先生に伝達することで予約ができる。そのため、急な延長保育をお願いすることになると、皆が美味しそうに夜食を食べているのを、指をくわえて見てなければならない。これはあまりにもやるせない気持ちになってしまう。

終業時間は、忙しい育児の始まり

仕事の同僚は気付かないかもしれないが、たとえ会社を早く帰ったとしても、その後のスケジュールは仕事以上にせわしないのである。

退社後に、かなりスムーズにことが運んだとしても、次のようなスケジュールになる。

16時30分 退社

18時00分 保育園お迎え

18時30分 夜ご飯の用意開始

19時00分 夜ご飯

19時30分 お風呂

21時00分 寝かしつけ

当然、夜ご飯やお風呂子、寝かしつけなど、子どものペースに合わせて行く必要があり、予定通りに進まないことがほとんどである。

さらに、洗濯や食器洗いなどが加わるともう大変である。

なるべく早く子どもを寝かしつけなければいけないというプレッシャーと、言うことを聞かない子どもへのイライラ、そんなものを背負っているのが時短勤務である。

同僚からの視線が気にになる

会社へ目を向けてみると、少なからず時短勤務について快く思っていない人がいるはずである。

「こんな忙しいのに早く帰って!」「時間が来たら帰れるからいいよね」などと思う輩だ。大概、対して深く考えず、他人の畑はよく見えているだけなので、気にする必要は全くない。実際は、誰よりも時間的制約があるので、仕事の順序ややり方について工夫をしているはずなので、華麗にスルーしよう。

むしろ、自分がしっかりと親としての責任を果たすために時短勤務している!という証だと思って胸を張るくらいでいいと思う。

とはいえ、そんな人ばかりだとしんどくなるので、同僚の理解が得られるのが一番いいのだが。。。実際に時短勤務をしていないため、実体験がなく、理解するのは難しいだろう。

そんなときに、みんな私のことを理解してくれない!と考えるのは自己中心的な発想である。相手が自分とは違う行動を取ったとしても、仲間として認め付き合うことができることが重要である。全ての人が世界の中心にいたいと考えているので、思い通りにはならないものである。

最後に

時短勤務の人=定時帰りの人 ではなく、時短勤務の人=仕事以外でも大変な仕事を持っている人 と認識してもらえると、お互いに円滑に仕事や会話ができるのでは?と思いました。

追伸.
なおパパは時短勤務ではなく通常の勤務ですが、定時ダッシュで子どもを迎えにいくことがあります。その時に感じるのは夕飯の準備の大変さです。

疲れて帰ってきて、子どもを迎えに行って、夕飯を作る。おとなしく準備ができるのを待っていてくれればいいですが、「おなかすいたー」と言われることもしばしば。こっちは疲れているというのに。。。

きっと時短勤務のママさんはみんな感じていることなのだと思います。

たまには、夕食の準備を楽したい。時間に追われず子どもと遊びたい。

そんな願いを叶えてくれる方法はないのか?と思い探してみたところ、夕食宅配というものを見つけたので物は試しと利用してみました。

使ってみてわかったのは、味付けのレベルが高く、食事作りの時間を大幅に減らせ、子どもとの時間を増やすツールとして大活躍するということ。

夕食宅配の体験記を書いていますので、よろしければご覧ください。

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