子どもの描いた絵は大切にしよう - アドラー心理学 イライラしない、すくすく子育て

アドラー心理学などから学び、日々悩みながら9歳の娘と2歳、0歳の息子の子育てを実践しています

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子どもの描いた絵は大切にしよう

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4歳半の娘は、似顔絵を良く書いてくれます。ママやパパの誕生日に。おじいちゃんおばあちゃんの家にいくときに。普段の生活のなかでも沢山の似顔絵を描いてくれます。

そんな似顔絵をもらったときに、親はどのようにリアクションするのがいいのでしょうか?

リアクションによっては、「あなたは大切な存在なんだよ」と伝えることができます。反対に「大切な存在ではない」と受け取られてしまう可能性もあります。

絵を注意深く見て感想を伝え、大切に取り扱ってあげるようにしましょう。

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絵を注意深く見て感想を伝えよう

子ともが絵を見せてくれたら、注意深くみて感想を伝えてみましょう。

口先だけの言葉は見抜かれる

子どもが描いてくれた絵をみたときに、「絵が上手だねー」や「かわいい絵だねー」など当たり障りのない感想を返してしまうことがあります。

よくよく見た上で、本当にそう感じたのであればいいと思いますが、せっかく描いてくれたんだし、とりあえず褒めておかねば、というような気持ちの場合要注意です。

子どもは賢いので、ちゃんと見てくれていない、ということが伝わってしまいます。4歳5歳と年齢が上がっていくと、自分の得意不得意も認識してくる頃なので、その感想が口先だけの言葉と見抜くようになってきます。

絵の一部分について感想を返す

絵全体にたいするふわっとした感想ではなく、一部分の詳細について感想を返すようにしています。

たとえば、「ニコニコしている表情が好きだなー」や「手をつないでいるところが素敵だね」なんてことを伝えるという具合です。

すると、子どもは嬉しそうに、「誰と誰が手をつないでいんだよ」や「これがママで、これがパパ」などと、絵について嬉しそうに説明してくれるようになります。

描いてくれた絵は大切に扱おう

子どもが描いた絵は大切に扱いましょう。特に子どもからもらった絵は、より大切に。

子どもはあげた絵を、親がどのように扱うか見ている

子どもは自分があげた絵を、親がどう扱うかを見ています。口では大事にするねといっていたけど、本当に行動も伴っているのか?ということを見ています。

今年のパパの誕生日のときに、娘に絵をかいてもらいました。折り紙の裏側に似顔絵を描いてもらったのです。

もらったときは、嬉しいよということを伝えていました。しかし、しばらくの間似顔絵の定位置は机の上でした。しまうことを怠って、机に置きっぱなしにしていたのです。それからしばらくすると、机の上からも見当たらなくなり、行方不明になってしまいました・・・

娘は何も言ってきませんでしたが、机の上の似顔絵を見るたびに悲しい気持ちになっていたと思います。

壁に貼ってみよう

娘の描いてくれた絵は大切なものだと行動でも伝えるために、壁にはることにしました。

先日娘が郵便屋さんごっこをしており、折り紙の裏に描いたパパの似顔絵を運んできてくれました。

一通り、絵についての質問や感想を伝えます。そして、「パパの大事な絵だから壁にはっておくねー」と壁にはってみました。

新しいピンがなかったので、既にかざってあった折り紙の船の上にピンで留めておきます。ママからは重ねるのは「イヤだなー」という意見がでましたが、娘は「全部重なってないから大丈夫♪」と上機嫌でした。

きっと、もらった絵を大事にするよ、という気持ちが伝わったのでしょう。

まとめ

子どもが一生懸命に描いた絵。親も真剣に見て、伝えて、大切に扱えるようになるといいですね。

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