「無意識に子供に対して怒ってしまうのはなぜなのか?」そんな悩みを抱えていたときに、Kindle版の嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
を手に取りました。
育児本ではないですが、育児に活かすことができる情報に満ち溢れていました。
子育ての目的は、子どもを操作することではない
この本を読んだ後で、悩みを思い返してみると、
「怒りの感情を使って、子供を操作しようとしていた」ということに気付きます。
子供を操作することを目的に、育児をする親はいません。
自立した社会と調和がとれる大人になってもらえるよう願って育児をしています。
親の役目は、自立し社会と調和が取れる大人になれるように援助すること
本の中で哲人は
「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない」
と繰り返し青年に語っています。
親は子供へ、様々な援助を通して水辺に連れていくことはできますが、子供へ介入をして水を呑ませることはできません。
この本のおかげで、自立し社会と調和がとれる大人になれるよう援助することが、親の役割だと考えられるようになりました。