自分の命は自分で守る - アドラー心理学 イライラしない、すくすく子育て

アドラー心理学などから学び、日々悩みながら9歳の娘と2歳、0歳の息子の子育てを実践しています

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日常のひとコマ

自分の命は自分で守る

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娘の小学生の校長先生方が交代になりました。白髪混じりのロン毛で色黒校長先生。どうみてもサーファーっぽい。しかしこの先生とても引き込まれるものを持っています。

先日、学校公開で避難訓練があり、そこで話していたことが強烈なインパクトだったので残しておきます。

~以下、校長先生の話~

みんな避難訓練頑張りました。でも真剣身が足りないと思います。それは仕方ないことでもあります。8年前東日本大震災がありました。皆は覚えていないかもしれないけれど、ここにいるお母さんお父さんは覚えていると思います。みんなもっと必死になっていました。

この前の訓練のときに一つだけ覚えておいて欲しいと言ったことを覚えていますか?

「自分の命は自分で守る」

実際の地震が起きたときは、何が起きるかわかりません。先生は居ないかもしれない。放送は使えないかもしれない。家に帰る途中かもしれない。

そういうときは自分で判断して自分の命は自分で守る必要があります。

そのために必要な細かいことは、先生たちが教えます。だから自分の命は自分で守るということだけは覚えておいてください。

ご家族の皆様。避難が必要になったとき、メールで連絡ができないかもしれません。学校の判断で待機をさせるかもしれません。その時はご家族の皆さんの判断で学校まで迎えに来てください。

~ここまで~

大枠のニュアンスはこんな感じだったと思います。

自分の命は自分で守る。そのために必要なことを先生達が教える。

綺麗事ではなく、ストレートで教育の本質を付いたような話に聞き入ってしまいました。

大人になるに従い、他責に囲まれることが多くなる気がします。あの人が~、環境が~、上司が~、部下が~、給料が~。確かに環境が人に与える影響は大きいですが、全ては自分の考え方次第です。自責で考えないと成長はありません。

6歳~12歳の子どもたちにどれくらい想いが伝わっているのかわかりませんが、そういう話をしてくれる大人が近くに居るというのは幸せなことです。

これからの学校公開が楽しみになる校長先生でした。

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