一昨年「30代で10キロマラソンに初挑戦!ついでにダイエット!」という記事を書いていました。一度書いたきり更新していなかったのですが、先日ようやく10キロマラソンを走ることができたので結果とトレーニング内容を報告してみようと思います。
完走まで432日もかかった理由
10キロマラソンに挑戦しようと思ってから完走するまで、なんと432日もかかってしまいました。本当であれば、50日くらいで完走する予定だったのですが、ちょっとしたアクシデントに見舞われていました。
なんと...出場しようとした地元の大会に出れませんでした...
全く知りませんでしたが、マラソンって人気があるんですね。距離が長いほうから埋まっていくらしく申し込みをしたときにはすでに満員御礼状態だったみたいです。
ということで、昨年は10キロマラソンの代わりに3キロマラソンに出場していました。
昨年出場した3キロマラソンの感想
初めてのマラソン大会、すべてが新鮮でした。この大会では大きな収穫がありました。
「まわりの人のペースに巻き込まれるとかなりシンドイ」
スタートと同時に周りに負けじと普段のペース以上で走ってしまいました。距離が短かったこともありそのままのペースで走りきることができましたが、あのペースで10キロ走ると思うと・・・「周りに流されるの、ダメ絶対」です。
10キロマラソンの感想と結果
昨年の教訓を生かして、今年は10キロマラソンに出場することができました!
結果はというと、見事完走、タイムも「49分台」でゴールすることができました。55分以内くらいを目標にしていたので、結果には大満足です。
昨年の教訓、「周りに流されるの、ダメ絶対」を貫けたのが良かったと思います。
エントリーの手続きをしてくれ、娘と一緒に盛大に応援してくれたママに感謝です!
10キロマラソントレーニングデータ
ということで、
30代中盤の男性が、10キロマラソンで50分を切るために行ったトレーニングデータと内容を公開してみようと思います。
まずは、データから見てみましょう。
累積距離
432日で走った合計距離は429キロでした。500キロを目標にしていたので、ちょっと足りずでしたね。。。
累積時間
距離の次は走った時間です。実際に走っていた時間は約42時間です。走る前後の準備なども含めると、トレーニング時間は60時間くらいはあったのではないでしょうか。
1回のトレーニングで走った距離
1回のトレーニングでは、主に5キロ前後を走ることが中心でした。事前に10キロ走ったのは2回だけという感じです。
しかし、3キロマラソンに出た後は走っていない日が目立ちますね。。。
走る速さ
走る速さは6分前後が多かったようです。300日目以降は、走る途中でとあるところに2分程度寄り道をするようになっています。グラフ上は6分を超えていますが、実際は5分30秒前後で走っていたと思います。
どんなトレーニングをしたのか
初めてから2か月 ~10キロ走れる自信をつける時期。昨日の自分よりも1ミリでも前へ。
突然始めたマラソン練習。当然走れるわけがありません。初日の走行距離はなんと1.28キロでした。マラソン辛すぎ、マジ、もう無理。と思いましたね。
走ってみて初めて、10キロの壁を感じることになりました。
弱音を吐いても仕方ないので、昨日の自分よりも1ミリでも長く走ることを目標に頑張っていました。とにかく1ミリでも前へ。
そんな気持ちで走っていると、少しづつ走れる距離が伸びてきて、1か月目の終終わりの頃(大会直前)になんとか10キロ走ることができました。
この時期に役に立ったアイテムは、携帯電話とイヤホンです。音楽を聴くことで、辛い気持ちを紛らわせつつ走ることができたと思います。
2か月目~10か月目 ~5キロを継続して走った時期。継続は力なり。
10キロではなく、3キロマラソンに出た後は、走る回数が減りつつも5キロ前後を走るようにしていました。
走る間隔がどんとん長くなっていくのは、、、きっと暑さのせいですね。1週間以上間隔があくことも結構ありましたが、なんとか継続できたのが大きかったと思います。
中盤からは5キロ走ることは全然苦にならない状態になっていました。
この時期はとにかく数をこなす(こなしてないけど。。。)ことが重要だったと思います。
11か月~13か月目 ~フォームを意識した時期。体幹を意識しよう。
骨盤を立てて、みぞおちとおへその間に力を入れて走るように意識をしました。
骨盤を立てるときは、腰骨へ両手をおいて(前倣えの先頭の人のポーズ)、くるっと親指を前に持ってくる動作(麻雀のパイを開くような動作)をします。
きっかけは、マラソンは上半身が9割|わかったブログという記事をみてやってみようと思ったことでした。
本は読んでないですが、「マラソンは上半身が9割」という本がいいみたいです。
みぞおちとおへその間に力を入れると走りが安定して、走りやすさを実感することができました。それと同時に走るタイムも1キロあたり20秒から30秒くらいあがりました。
グラフ上はあまり変わっていないですが、300日目以降は2分程度歩いている時間も含まれているので早くなっています。
10キロマラソンを50分を切るタイムで走れたのは、みぞおちとおへその間に力を入れて走ったおかげだと思っています。
また、このころからスマホが重く感じはじめたので利用するのをやめました。それに伴い、Runkeeperというアプリで走行距離等を測っていたのを、Garminのフィットネスバンドで測るように変更しました。走るのに慣れると、音楽はなくても問題はないみたいです。
このフィットネスバンドですが、万歩計代わりに利用しているもので、1年以上電池交換せずに使える優れものです。
しかしGPSがついていないため、距離が若干短く計測されてしまいます。厳密に速さや距離を気にしているわけではないので全く問題ないのですが、せっかくなら本格的なランニングウォッチを買いたいですね。
個人的にはアメリカのGPSメーカーのGarmin(ガーミン)のランニングウォッチが気になっています。
13か月目以降 ~10キロマラソン完走以降。オネエ走り矯正
走っているときの写真を見て、気づくことがありました。
「めっちゃオネエ走りやん・・・」
腕の振りが体の中心に来ているので、めっちゃオネエっぽい。。。なかなかの衝撃です。
ということで、今は腕をまっすぐ前へ降ることを意識して走っています。前に振ると腕の振りが推進力に変わるのを感じます。
1キロ5分を切るくらいのスピードで走れている状況です。
まとめ
ということで、432日もかかった10キロマラソンへの挑戦。そのトレーニング内容のすべてを公開してみました。
こうして振り返ってみると「継続は力なり」という言葉の重要さを感じます。マラソンをするきっかけを作ってくれたママに感謝です。
年内にもう一個くらい大会にでたいなーと思ったり、思わなかったり。
追伸.
始めた当初は89キロ近くあった体重ですが、現在は83キロ後半くらいになっています。あと11キロ痩せれるよう頑張ります^^;
買ってよかったグッズ達
最後に買ってよかったグッズたちを紹介してみます。まだ持っていない人はぜひ購入を検討してみてください。走りが変わるかもしれませんよ。
ランニングシューズ
さすが日本のメーカー。アシックスのフィット感は最高です。最初はNikeのシューズでしたが、自分には合いませんでした。
ランニングウォッチ
今持っているのは簡易なものですが、自分の走りを記録に残せるのは重要だと思います。数値化されているとやる気ができますよね。
ランニングタイツ
冬でも寒さ知らずなランニングタイツは絶対買っておくといいと思います。寒さ防止だけでなく、疲れやすさも軽減される気がします。