「早く○○しなさい」が駄目な理由

アドラー心理学などから学び、日々悩みながら5歳の娘の子育てを実践しています

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つい言ってしまう!「早く○○しなさい」が駄目な理由

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「早く起きなさい」「早くご飯食べて」「早く行くよ」「早くお風呂入りなさい」「早く寝なさい」

今日は何回子どもに「早く○○しなさい」と言ったでしょうか?

子育てにおいて、言ってはいけない言葉といわれながらも、ついつい言ってしまう「早く○○しなさい」という言葉。

なぜ「早く○○しなさい」がダメなのか、改めて考えて見ます。

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「早く○○しなさい」は介入の言葉

「早く○○しなさい」がダメな理由はなんでしょう?

その理由は、相手を操作しようとしているからです。アドラー心理学的にいうと、相手に介入している言葉、と言い換えることができます。

命令口調のこの言葉からは、縦の関係が見て取れます。縦の関係とは、支配するものと支配されるものの関係です。親子の関係は、親が子どもを操作、支配する関係ではないはずです。

親子の関係は、人としては対等な横の関係です。親は子どもが必要なときに、必要な援助ができる関係を目指すべきです。

言い続けるとどうなるか?

「早く○○しなさい」を言い続けるとどうなるでしょうか?

きっと、「自分は何をするにも遅いんだ」と思い込み、自信を失ってしまうことでしょう。要領のいい子どもは、親の希望通りに、言われたときだけ早く行動できるかもしれません。しかし、親が何かを言わなければ行動できない依存体質になってしまいます。

なぜ私たちは「早く○○しなさい」と言ってしまうのか?

ダメとわかっているのに、なぜ言ってしまうのか?

それは、「早く○○しなさい」の先にある目的を考えてみるといいと思います。

「早く起きなさい」→目的:起きてもらわないと(親が)仕事に遅れてしまう

「早く寝なさい」→目的:寝てもらわないと(親の)夜の自由な時間が減ってしまう

心当たりがあるのではないでしょうか?少なくとも、私にはたくさんあります。

いやいや、子どものことを考えてるよ!早く起きないと保育園や幼稚園に遅れちゃうじゃないか!子どものことを考えたうえの発言だ!という声が聞こえてきそうです。

そんな人に朗報。保育園や幼稚園に遅れて困るのは誰でしょう?もし子どもなのであれば、早く行くかどうかは子どもの課題です。親がとやかく口を出す問題ではありあません。明日の朝から「早く起きなさい」と命令する必要はありません。

どうしたらいいか?

「早く○○しなさい」と言わないで、なんと言ったらいいか?

早く起きて欲しい朝であれば、「朝だよ」や「7時になったよ」と教えてあげます。情報を与えることで子どもは自分で考えます。このまま寝るのか。もう起きたほうがいいのか。起きたほうがいいと思えば、自発的に起きてきます。

情報を与え、その情報をもとに自分で考え、行動に移す。このサイクルを創ることができるように親は働きかけるように心がけるべきです。

普通は「7時になったよ」と情報を与えただけでは、子どもは起きません。普段から7時になったら起きると判断できるような会話をしておきましょう。

例えば、寝る前に「明日何時に起きようか?」と質問して7時に起きると答えを出しておくことは効果的です。今日より早く起きてみようか。じゃぁ7時にする?などと会話してもいいかもしれません。

親の都合で「早く○○しなさい」を言いたくなったら

まずは、言いたい気持ちをグッとこらえましょう。グッとこらえて深呼吸です。

そして、このままだと仕事に遅れてしまうことを説明します。さらに、7時30分までに用意ができなければ、自分が強制的に用意をして保育園へ向かうと宣言してしまいましょう。

このことで、子どもが考えて動いてくれるかもしれません。残念ながら動いてくれなかった場合は、宣言どおりに実行します。泣いても嫌がってもかまいません。

そうすることで、次は子どもが考えて動いてくれるかもしれません。

まとめ

「早く○○しなさい」が駄目な理由は、子どもを操作しようとする言葉だからでした。操作しようとすると、子どもの自信が失われていきます。親は、情報提供をしてあげるにとどまり、子どもにその先の判断をさせるように心がけましょう。時には親の都合を伝えて、親が強制力を持ってやってしまうのもありでしょう。

ついついダメとわかっていて言ってしまう「早く○○しなさい」というフレーズ。まずはグッとこらえて、さっきの内容を思い出しましょう。1日1回づつでも、口にする回数を減らせるようがんばりましょう。

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