我が家は3人家族ですが、たまに「おばけいこ」というおばけがやって来て4人になることがあります。そんな「おばけいこ」についてわかる限りの情報をまとめてみます。
出没時間は20時～23時
おばけいこの出没時間は大体決まっています。20時から23時の間です。本当は、草木も眠る丑三つ時にも出没しているのかもしれませんが、みんな寝ているので誰もきづきません。
今あらためて出没時間について考えてみると、お風呂あがりが多い気がします。理由は全く持ってなぞです。お風呂上りであれば毎回出没するわけではありません。出没するときは娘が好き勝手やっているときです。パジャマをきずに、髪の毛を乾かさず、歯磨きもしない。そんなときに決まって現れます。これは偶然でしょうか？
さらによく考えると、目撃したことがあるのは、パパと娘だけです。ママは見たことがないそうです。なぞです。
見た目は怖い
パパと娘の目撃証言によると、おばけいこはこんな見た目をしています。背丈はママと同じくらいで、頭にはヘアバンドらしきものをつけています。目は二つあり、顔が真っ白です。しかも顔には不自然な大きなシワが出来ていることがあります。その姿はまるでパックをしたママのようです。
全身を見せることも嫌がります。全身を目撃したことはなく、顔だけが目撃されます。その顔は、扉のガラス越しに現れることが多く、こちらを無表情で覗いてきます。視線も一点に定まっており、見られると背筋が凍る思いです。
しゃべることもあり、その抑揚は異常なまでに平坦です。しゃべる内容は決まって、娘へ次の行動を促す内容です。たまに、自己紹介をしてくれることもあり、「おばけいこ」という名前は、本人からききました。
娘は号泣
おばけいこをみると娘は涙をポロポロと流して泣き出します。恐怖に怯えながら、なす術もなくおばけいこの言うことをきくことになります。泣きながらパパと服をきて、髪の毛を乾かし、歯を磨くことになります。
まれに、「ママがいいー、ママがいいー」と泣きながら訴えることがあります。なぜママという言葉がこのタイミングで出てくるのかは良く分かりません。
パパが見ても、ガラス越しに見る、無表情に一点を見つめるおばけいこの姿はトラウマになるレベルの怖さです。
言うことをきくと居なくなります
泣きながら娘の寝る用意ができるころには、おばけいこは忽然と姿を消してしまいます。さすがおばけです。いなくなりしばらくすると、ママがお風呂上りの歯磨きなどを終えてやってきます。娘がないていることが多いので、驚いて理由をきいて癒してあげています。なんて優しいのでしょう。
果たしてその正体は
その正体は誰も知りません。
最後に先日お風呂上りに娘が裸で遊びまわっていたときに、おばけいこがやってきました。時間は22時過ぎでした。娘は号泣し恐怖のあまり、服を来て寝る準備を完了させます。ママが帰ってきてようやく泣き止んだときのやり取りを残しておきます。
マ：大変！もう10時半だ！寝ないと！
娘：ママが遊んでたからじゃない？おばけいことか。
それをきいて、なぜか、笑がこらえているママがいました。ご利用は計画的にね。