公開から1ヶ月近く経っていますが、ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホームを見てきました。
ひつじのショーンといえば、イギリスのアニメーション・スタジオであるAardmanが制作する大人気のクレイアニメです。
クレイアニメは、粘土で作った登場人物を一コマずつポーズを変えながら撮影していきます。1日の撮影で作成できるアニメの時間は約3秒!気の長くなるような作業の上で成り立っています。その根気とアイデアに脱帽ですね。
ひつじのショーンでは登場人物が会話をすることがないため、言葉が理解できなくても楽しめてしまいます。
特に2~5歳くらいの子どもは大好きなのではないでしょうか。
ということで、いまさらながら映画の見所を紹介します!(ネタバレあり)
パッと見るための見出し
見所1.UKロック
UKロックの劇中歌。超かっこいいです。
Amazonの視聴用サンプルをどうぞ。ページの下のほうにある視聴用サンプルの「フィールズ・ライク・サマー」が素敵過ぎます。これを聞きにもう一度映画を見に行ってもいいくらいです。
ビートルズ発祥の地ということもあって、どこかで見たことがあるようなジャケットなのもいいですね。
※以下は、ネタバレを含みますのでご注意ください。
見所2.ストーリー
子ども向けかと思いきや、大人も感動しちゃうようなストーリーです。
ざっくりなあらすじとしては、
- 牧場主が都会で記憶喪失になる
- ショーンたちが牧場主を家に帰そうと都会へ進出
- 都会で向かえる様々な苦難に立ち向かうドタバタ劇
- はたして無事に牧場主を取り戻すことはできるのか?
といった内容です。
こんな単純なストーリーの中にも、笑いあり涙ありハラハラありと色々な要素が凝縮されています。
個人的には、若かりし頃の牧場主とショーンやピッツァーのエピソードがお気に入りです。
見所3.笑いのセンス
安直な笑いのセンスが光ってます。大きなひねりなく、どっ直球な笑いが面白い。
- 都会で羊が静止していたら?⇒本物の羊とは思わない
- 羊の数を数えると⇒眠くなる
- 羊飼いの特技は⇒バリカンで毛を刈ること
なんてことを、直球でギャグに転化しています。んな馬鹿な!安直過ぎるだろ!と思わず突っ込まずにはいられません。
ちなみに、テレビでは太っちょのシャーリーがオチに良く使われていますが、映画ではちょっと存在感が薄めです。細い場所を通るシーンなどで、絶対オチに使われそう!という場面でもサクッと通り抜けていきます(笑)
安直な笑いのセンスといっても、マンネリした笑いではないのも映画の特徴かもしれません。
まとめ
子どものために、と思って見に行った映画ですが、大人のほうが楽しんでしまいました。
いまからDVDがでるのが楽しみです♪