TripAdvisorの「トラベラーズチョイス 世界の人気観光スポット2015」のテーマパーク部門で第3位に輝いたアンデルセン公園。今回はじめて遊びに行きました。そこにあったのは「居心地が良い空間」でした。
アンデルセン公園は夏にこそ行って欲しい!そう思える内容だったので、夏におすすめな理由をまとめてみます。
パッと見るための見出し
夏場のアンデルセン公園がおすすめできる理由
気軽に水遊びが楽しめる
太陽の池
夏にお勧めなのが「太陽の池」と「にじの池」。同じ池でも遊び方は全く違います。
太陽の池では、水上散歩が楽しめます。利用者は親子かカップル、比率的にはカップルが多そうです。
ボートハウスから、300円で手漕ぎボートをかりれば、大きな池は二人だけのもの。思い思いの話で盛り上がること間違いなしです。
にじの池
にじの池では思いっきり水に入って楽しみます。利用者は親子か大学生くらいのグループ、こちらは親子がメインとなっています。ポールから常時霧が発生していて、見る角度によっては虹がみえるので、にじの池と呼ぶそうです。
ひざ下くらいまでの水位で地面はコンクリなので、服のまま入っているひとが大半です。大人も少しだけ入って涼むことも可能です。
娘は着替えを持ってきていたので、がっつり前進びしょぬれになりながら、服のまま池に入ってご満悦でした。にじの池の南側にあるみんなの広場には体を流す場所もあるので、びしょぬれになっても安心です。
にじの池には、水車や水路もあり、それらで遊ぶこともできます。少し大きな子が対象となりそうですが、水車の上にのって自分の足で回せる体験ができます!ハムスターの気持ちが味わえますね。水路も水をせき止めたり流したりを操作できるので地味に楽しいです。
水遊びでぺこぺこになったお腹をバーベキューで満たすことが出来る
水遊びをしたあとはお腹がすきます。そんなときにおすすめなのがバーベキュー!さすがに持込でバーベキューをするわけにはいきませんが、レストラン メルヘンでバーベキューが楽しめます。
ラム肉と野菜の盛り合わせが1,200円など値段もそれほど高くありまえん。屋外で汗をかきながら食べるバーベキューはいかがでしょうか?
レストランのまん前には畑があり、新鮮な野菜がとれるようです。この日は大きなナスがなっていました。
帰りのお土産に、直売所の旬の梨を買うことができる
アンデルセン公園がある船橋市は、非公認キャラのふなっしーでも有名です。船橋市があるのは千葉県ですが、実は梨の生産量が日本一!千葉県のなかでも船橋市は第4位の生産量を誇っています。
アンデルセン公園の西側には梨園が立ち並んでおり、道路わきに直売所を出しています。とっても大きくて、みずみずしい梨が6個1,000円くらいで売っています。今朝取れた梨は、スーパーで売っている梨と比べ物にならないくらいおいしいです。
毎年だいたい7月下旬から9月下旬まで販売されており、主な種類は3種類です。たくさん遊んだあとは季節のお土産を買って帰るのはいかがでしょうか。
- 幸水:7月下旬~8月中旬 (みずみずしくて、甘い!)
- 豊水:8月下旬~9月中旬 (甘さと酸味のバランスが良い!)
- 新高:9月上旬~9月下旬 (大きい!甘い!)
2時間ほどのアンデルセン公園体験記
梨を買いに行ったついでにアンデルセン公園に行ってみよう!ということになりアンデルセン公園へ行ってみました。
南駐車場からスタート
当初から行く予定があったわけではなかったので、時間は15時少し前。直売所で梨を購入して、南駐車場へ向かいます。梨園から向かうと手前に西駐車場がありますが、ゲートまで大分歩くので、可能であれば南駐車場までいきましょう。
駐車料金は1日500円。時間を気にせず遊べます。ディズニーランドの場合、祝日の駐車料金は3,000円なのでわずか6分の1の料金で1日中停めておくことができます。
南駐車場の真正面に南ゲートはあります。垂れ幕があり、来園者数が900万人を突破したそうです。
入園料は、大人900円4歳以上の幼児100円とこれまたお得。年間パスポートもあるよう、大人3,000円となっています。家が近かったら絶対買っちゃいますね。
- 大人:900円(3,000円)
- 高校生:600円(2,000円)
- 小中学生:200円(1,000円)
- 幼児:100円(500円)
デンマークの象徴、風車がお出迎え
アンデルセン公園の由来は、船橋市の姉妹都市から来ています。姉妹都市であるデンマークのオーデセン市は、童話作家のアンデルセンの出身地でもあり、そこからアンデルセン公園と名付けられました。
デンマークと言えば風車!ということで、南ゲートを入ると大きな風車が出迎えてくれます。青空をバックに優雅にまわる風車は圧巻です。
おおとかげに食べられる??
風車の左手にあるキッズガーデンを目指して歩きます。途中小さなかわいい家が立ち並んでいます。壁と異なる色を付けた柱(?)が特徴的なかわいい家がデンマーク流のようです。
そんなかわいい家を抜けると、巨大なトカゲが出現します。このトカゲ、おしりの方から中に入ることができて、口から出ることができます。口から出てくる瞬間がシャッターチャンスです。子どものポーズ次第で、食べられているようにも、逃げているようにも見れる、面白い写真をとることができます。
服のまま思いっきり水遊び
とかげで遊んだ後は水遊びです。農家とレストランを抜けていきます。途中様々な花が楽しませてくれます。
太陽の池にかかっている太陽の橋を渡ると、にじの池へ到着です。
大きなタオルを持ってきていませんでしたが、娘は入りたくてたまらない模様。着替えはあるのでえいやっと入っちゃいます。
池のまわりには、たくさんのテントが張ってあり、テントの中から子どもの様子を見る人や寝ている人など様々です。
アスレチックでどこまでも登っていこう
水遊びが終わった時点で、16時30分。閉園時間は17時なので30分しかありません。にじの池から見ることができる、巨大なアスレチックで遊びます。
じゅえむタワーという名前のアスレチックです。左から縄で作られたトンネルを登っていき、10メール以上もあろうかという頂上からは滑り台で下まで滑ります。
ここで困ったことが発生。縄で作られたトンネルは小さく、大人では登れません。縄をあんであるので、当然隙間から下は丸見えです。
娘はそれを登れるのか?10数メートル下を見ながら登るのは正直怖い!娘が一人で登れるとは思えない!途中で止まってしまったらどうしようもできないし。。。
なんて勝手な心配をしている親をよそに、「登りたいー」といって登る準備を始める娘。登りたいといっているし、止まったら止まった時考えよう。
大きなお友達を先に行かせてあげたあとに、グングンと一人で登っていく娘。途中で怖がるかなと思う親の心配をよそにあっという間に頂上まで到達してしまいました。子どもの成長というのは素直にすごいと感じます。
頂上からは滑り台で降りてくるのみ。さすがにかなり高い位置からの滑り台なので怖かったようで、一緒に滑ろう、と助けを求めてきます。ちょっと無理そうなので、ハシゴがあるルートからパパが登っていって一緒に滑って降りてきました。頂上からの眺めは最高です。
今回の公園遊びで、一番娘の成長を感じれたのがじゅえむタワーでした。
どこまでも居心地がいいアンデルセン公園。人気観光スポット第3位は伊達じゃない!
TripAdvisorの「トラベラーズチョイス 世界の人気観光スポット2015」のテーマパーク部門でディズニーランド、ディズニーシーに続く第3位に輝いたアンデルセン公園。
閉園前のわずか2時間しかなかったので、時間が足りずに3分の1程度しか回れませんでしたが、存分に楽しむことができました。次回はゆっくり遊びにいってみたいです。
今回遊びに行って感じたことは、非常にのびのびと時間をすごせるということ。広い敷地にゆったりとした施設の配置。日本にいながらデンマーク雰囲気が感じられる建物。必要以上に規制されていない自由さ。といった居心地の良さを感じることができました。