穴場(あなば)とは、一般にあまり知られていない場所ながらも、良い場所のことである。単に「あな」ともいう。
出典:Wikipedia
今日は、埼玉県の比企郡にある穴場スポットを紹介します。どれくらい穴場かというと、ものすんごく穴場です。
言葉では伝わりにくいので写真をどうぞ。
え、よくわからない?
穴に近づきすぎて伝わりにくかったですね。
では、ちょっと引きで取った写真をどうぞ。
穴場ですねー。
ということで、今回は埼玉県にある吉見百穴に遊びにいってきたので、穴場具合を紹介したいと思います。
パッと見るための見出し
穴場1.それほど人がいない
ご存知でしょうか?埼玉県比企郡という場所を。
埼玉というだけでマイナーなのに、そこからさらに区や市を飛び越えて、比企郡である。きっと97%の人は知らないと思います。
比企郡は埼玉出身のなおパパですら知らないというマイナーな地域なんです(違ったらごめんなさい。。。)。
当然のことながら、観光客でごった返すこともありません。それでいてかなり楽しむことができるんです。
まさに穴場スポットと呼ぶにふさわしい場所なんです。
穴場2.無数の穴は古墳時代の遺跡である
冒頭に紹介した無数の穴。穴居人の住処か?と思われた人もいると思いますが、実はこの岩山に空く無数の穴は、お墓なんです。しかもかなり古い時代の。
吉見百穴は、古墳時代後期の横穴墓群の遺跡だそうです。古墳時代といえば前方後円墳を思い出す人もいるかと思います。中学校時代の歴史の授業で習ったようなー(遠い目
そんな歴史のある古墳へ、近づくことができ、穴の中にも入れてしまうのが吉見百穴です。パワースポット感が半端ありません。
穴場3.軍需工場跡のトンネルに入れる
古墳だけではありません。太平洋戦争中には飛行機の軍需工場が岩山の地下に作られました。その入り口として、岩山にはトンネルが掘られています。
今でもトンネルの一部は入ることができ、むき出しの内壁などをさわることもできます。崩落の危険もあるとのことで奥まではいけませんが、探検するには充分な長さのトンネルです。
また、トンネルの中は涼しく、夏場でもヒンヤリ快適に過ごすことができます。
そんな近代史の歴史と、古墳時代の歴史が交錯する場所が、吉見百穴です。
穴場4.光るコケが見れる
コケって魅力的ですよね。地面を覆ううるおい豊かな緑のじゅうたん。日の光に反射してキラキラ光る姿には感動すら覚えます。個人的にコケがすきなんです。
そんな日の光を浴びて光ると思われているコケですが、吉見百穴に自生するのは暗闇で光るというのです。これは見なければということで本日のメインイベントです。
光るコケは、ヒカリゴケといいます。関東平野でヒカリゴケの自生地は非常に希少になっていて、国の天然記念物に指定されています。
そんなヒカリゴケの貴重な写真がこちら!
うん、やっぱコケには日の光がよく似合うよね。
穴場5.殿様バッタがたくさんいる公園で遊びまくれる
穴場でたくさん遊んだ後は、併設されている公園で遊ぶことができます。ボールやバット、芝をすべるソリなどが用意されており、自由に使って遊ぶことができます。
当然ここも人が少ないので、そこそこの広さの公園を独占できます!
さらに、埼玉の田舎にあるので、自然が豊かです。9月の時期だったこともあり、トンボが沢山とんでました。
さらに驚いたのが、バッタです。普段よく見るのはショウリョウバッタですが、ここの公園は違いました。殿様バッタが大量にいました。
殿様バッタ、マジ大きい、、、かなり遠めからみても存在を確認できてしまいます。しかも、飛びまくり。正直ちょっとひくレベルです。
まとめ
ということで、埼玉県比企郡にある穴場スポット、吉見百穴へ行ってきました。
お近くへ行った際は、ぜひお立ち寄りください。と言っても、お近くに行くことは皆無だと思いますので、ぜひ吉見百穴目当てに足を運んでみてはいかがでしょうか?