お気に入りのものを手放すことは、大人でもなかなか難しいですよね。
アナになりきる娘
世間の流行に漏れずに、アナと雪の女王にはまっている我が家。
Youtubeでアナ雪の動画を見て、車ではエンドレスでアナ雪の歌を聴き、「ありの~、ままの~」と振り付けしながら歌い、バスタオルをマント代わりにして歩いてみたり、アナの髪型をまねて三つ編みにしてみたりと日々アナと雪の女王に囲まれています。
アナの髪型でお風呂へ行くと髪の毛が洗えない
そんな中、アナの髪型である三つ編みのままお風呂に入ることがなかなかの頻度であります。
好きな髪型でいる、ということは、その髪型を維持したいと思うのが子ども心です。お風呂に入るときにヘアゴムをしたままでは頭も洗えず不便極まりないです。
ということで、お風呂では、
パ:髪の毛洗うからヘアゴムとるよー
娘:やだー
パ:取らないと髪の毛洗えないし、取るね(怒
(強制的に取る)
娘:泣く!
というようなやり取りを繰り広げていました。
髪の毛を洗わないと困るのは誰?
今日のお風呂もヘアゴムをつけたまま入りました。
いつものごとく、「やだー」というやり取りまで来た後、ふと「怒らずにヘアゴムを取るにはどうしたらいいか?」と考え、まず課題の分離をしてみようと思い至りました。
アドラー心理学では誰の課題か?を考えるときその結果を背負うのは誰か?ということを考えます。結果を背負う人の課題なのです。
髪の毛が洗えないときの結果に責任を負うのは誰か?それは当然娘です。髪の毛を洗わないと痒くなったり、臭くなったりします。ということで、これは娘の課題です。
困ることを教えて、どうするかの判断はゆだねる
これは娘の課題だ、ということが明確になりました。「馬を水辺につれていくことはできるが、水を呑ませることはできない」ということで、水辺に連れて行く手助けをしてみます。
パ:今日保育園では何して遊んだの?
娘:お化けごっこしたのー
パ:誰がお化けしたの?
娘:せんせいー。お化けにつかまったけど泣かなかったよー
パ:それはすごかったねー。イッパイ逃げたから汗かいたんじゃない?
娘:たーくさん、かいたー
パ:(よし、しめた)
じゃぁ、身体と髪の毛洗わないと痒くなっちゃうねー
娘:そうだねー
パ:あ、ヘアゴムつけてると、綺麗に洗えないけどどうする?
娘:取らないとだめだよねー。とってー
おぉぉ、見ごとに自分で取る決断をしてもらうことができました!
初めてもめずにヘアゴムをとって髪を洗えました。しかも、結構あっさりと。コミュニケーションの力は偉大だと感じた一日でした。