子どもがやりたいことをやっているときは、凄い集中力を発揮します。できればそのままやらせてあげたいですが、大人からするとやめて欲しいときもあります。そんなときはどうしたら上手くやめさせられるか?
暑いので、お庭のバケツで簡易プールを楽しむ娘
夏です、暑いです、休みの日は家でクーラー効かせてのんびり過ごしたいです。というのは大人だけであって、子どもは暑くても家で黙っていません。
「暑ければ、外で水を浴びればいいじゃない」とマリー・アントワネットのごとく、庭へ出て行く娘。
庭のプランター(枯れ切って、既に土だけ)に、小さいゾウさんジョーロで水をあげます。小さいジョーロに飽きたのか、水道にホースをつないでくれアピールをする娘。仕方なしにつなぐと大喜びで遊んでいます。
少し目を離していると、何やら服がびしょ濡れになっています。近くにあったまっ平らにつぶせる大き目のバケツを広げて、簡易プールを作って中に入って遊んでいます。といっても、所詮は小さいバケツなので、入ったら身動きできません。しかし、子どもは遊びの天才です。ホースで水浴びしたり、近くのおもちゃを入れてみたり、大はしゃぎです(笑)
庭にたまり続ける水が嫌なパパ
パパもしばらく家の中から、滝行のごとく、バケツのなかで水を浴び続ける娘の遊んでいる様子を見て楽しんでいました。
しかし、しかしですよ。ふと回りに目をやると排水しきれず庭に水が溜まりに溜まっているのですよ。完全にキャパシティオーバー状態です。このままでは庭が水浸しになってしまいます。
さすがにやりすぎかなと思っていたタイミングで、ママも様子を見に来て同じ感想を持ちました。
なんとか水遊びを終わらせるように促すも。。。
なんとか水遊びを終わらせようと決心したパパ。
パ:そろそろ、終わりにしよー。
娘:やーだ。
パ:なんで?
娘:だって楽しいんだもーん♪
パ:(くっ、全くやめる気配が・・・とりあえず水だけでも止めさせよう)
じゃぁ、水だけ止めてもいい?
娘:いやーだ。
パ:(くぅ、なんて言うことを聞かないんだ。。。)
全くやめる気配がありません。
こうなったら実力行使で強制終了じゃー!
という気持ちを抑えて少し考えました。
庭に水がたまり続けるとどうなるの?
娘は好きなことをして楽しんでいます。それを無理やりやめさせることはできないのでは?と考えました。どうしたら娘が水を出し続けることをやめるでしょうか?
水が出続けることによって起こることを理解してもらい、自分で判断してもらう、ことにしました。
パ:あっ、そっちのお庭見てー
娘:なにー?
パ:沢山水が溜まってるねー
娘:そうだねー
パ:パパお庭に水が溜まるの嫌だなー。このまま水が溜まり続けると、おうちが大変なことになっちゃうんじゃない?
娘:えー
パ:お水止めたほうが良くない?
バケツから出る娘。バケツに満杯まで水を入れ続ける娘。水を止める娘。バケツを折りたたんで全ての水をこぼす娘。
ニヤー、と笑い「おわったー」
無事に自分で終わらせる判断をしてくれたようです。
娘:楽しかったねー
といいながら、シャワーを浴びにいきました。
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