普通であることの勇気。注目を集めたがる子どもたち

アドラー心理学などから学び、日々悩みながら5歳の娘の子育てを実践しています

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論理:アドラー心理学と子育て

普通であることの勇気。注目を集めたがる子どもたち

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子どもは、「見て」「私の話を聞いて」「~したい」のような誘いや、「見ないで」「聞きたくない」「~したくない」のような否定的な発言をすることがあります。

これらに共通していることは一体何でしょう?

 

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それは、「注目」を集めたいという同じ目的があることです。

「見て」のようなポジティブな発言と、「見ないで」というようなネガティブな発言の目的はまったく違うように見えて、実は同一とアドラーは考えました。

人は正しいことをして注目されないと、時に「負の注目」を集めようとする。

今回はそんな「注目」について考えてみます。

 

正の注目

人は誰しも「注目」を集めたいと思っています。いやいや、私は注目なんて集めたくない。と思っている人もいるかもしれません。しかし、周りからまったく注目されずに無視されたらどうでしょう。それを望む人はいないと思います。度合いの大小はあっても、「注目」を集めたいと思っているのです。

この「注目」を集めたいという要求のことを、アドラー心理学では「優越性の追求」といいます。

では誰から注目を集めたいか?子どもであれば親ということになります。親からの注目を集めたい。そのための最大限の努力を「見て」「私の話を聞いて」「~したい」などの発言を通してアピールしてくるのです。

そんな発言に対して親はどうしたらいいでしょう?親はその要求に反応し、応えてあげる必要があります。見たり、聞いたり、一緒にしたりするのです。

そうすることで、子どもは満たされるのです。

 

負の注目

もし、親がその要求に応えることがなかったらどうなるでしょうか?

きっと子どもは問題行動を起こし始めます。「いや」と発言をして困らせたり、人を叩いたりしてきます。そのような問題行動を起こすことで、注目を集めようとするのです。

親がこれに反応して怒るなどすると、子どもの目的は見事に達成されるのです。

これを、アドラー心理学では「安直な優越性の追求」と呼びます。

親はどうしたらいいか?親は子どもと向き合い、無理やりに注目を集めようとしなくてもいいと伝える必要があります。「普通」であることの勇気を持たせてあげるのです。

 

無気力状態

負の注目も集められなかった子どもはどうなるでしょう。負の注目も集められなかった場合は、「注目」を集めることをあきらめ、無気力状態になります。自分は駄目だ、と卑屈になっていきます。

そこまでいくと、親子だけでの関係修復は困難です。

 

ドラマに出てくるような、親の過剰な期待を裏切る子ども

具体例で考えて見ましょう。開業医の子どもで、将来跡を継ぐことを期待されている子どもがいるとします。

親は子どもが小さい頃から自分の跡を継いで欲しいと考えています。子どもも親が喜ぶならとその気になっています。学校のテストでいい点を取れば、親は喜び褒めてくれます。当然子どもは褒められると嬉しくなり、次も褒められたいと勉学に励んでいきます。優越性の要求です。

高校へ進学すると、しだいに勉強についていけなくなります。平凡な点数しかとれなくなり、親も褒めてくれる頻度がめっきり減ってきました。がんばって勉強するも伸びない点数。親も喜んではくれません。次第に努力することをやめ、非行に走り出します。親の気体に沿うことで注目を集めることができないとわかったので、期待に沿わない行動をして注目を集めようとします。安直な優越性の追求です。

跡継ぎを希望していた親は失望し、子どもとの関係がどんどん疎遠になっていきます。すると子どもは無気力になり・・・

 

親はどうすればよかったでしょうか?テストの結果に反応するのではなく、子ども行動、ひいては存在に注目し、思ったことを口にすればよいのです。特別なことに注目するのではなく、普通であることを肯定する。それが勇気づけへとつながります。

 

注目

まとめるとこんな感じです。

子どもは、正の注目を集めようとし、それが駄目だと思ったら負の注目を集めようとします。

親は、普通であることの勇気をもたせるために、存在に注目してあげよう。

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