アドラー心理学と、ホリエモンが近畿大学卒業式で伝えたメッセージを考えてみる。

アドラー心理学などから学び、日々悩みながら5歳の娘の子育てを実践しています

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アドラー心理学と、ホリエモンが近畿大学卒業式で伝えたメッセージを考えてみる。

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「みなさん、おはようございます。」という意表を突いた出だしから始まる、ホリエモンこと実業家 堀江貴文さんが伝える、平成26年度近畿大学卒業生へ向けたメッセージが非常に心に響きました。

心に響くと同時に、「あれ、話をしている内容が、アドラー心理学そのものなんじゃないの?」という思いが湧いてきましたのでご紹介します。

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ホリエモンの近大卒業生へ贈るメッセージとは?

Youtubeに近畿大学が16分43秒のスピーチ全てをアップしていますので、まずは見てみてください。

※ホリエモンは公開許可の相談をもらってないと公言しており、もしかしたらそのうち削除されてしまうかもしれません。

アドラー心理学から、ホリエモンが近畿大学卒業式で伝えたメッセージを考えてみる。

アドラー心理学のエッセンスをもとに、ホリエモンの贈る言葉を考えてみたいと思います。

承認欲求を否定する。

承認欲求とは、誰かの承認、つまり誰かに認めて欲しいと思う欲求です。

子どもであれば親に認めて欲しい、会社員であれば上司に認めて欲しいなど、人間だれしも持っている欲求です。

アドラー心理学では、この承認欲求を否定しています。承認欲求を求めることは、誰かの期待を満たすために生きることであり、他人の人生を生きることであるといっています。

この「承認欲求の否定」についてホリエモンは冒頭にこのような言い方をしています。

みなさんは20数年間レールのある世界を進んできました。でも、これからはレールのない世界で人生を進んで行くことになります。レールのある人生、この中でそれを進むのはごく少しの人だけです。

レールという言葉を使い、親に認められるために親の言うとおりにする、まわりと外れないように周りの人間と同じように就職活動して就職する、という承認欲求からの卒業を促しています。

自己受容を行う

アドラー心理学では、承認欲求を否定する変わりに、自己受容によって承認欲求を満たすように言っています。

自己受容と似た言葉で自己肯定がありますが、全く別の概念です。自己肯定は、自分はもっとできるはず!とポジティブに自分を肯定させる行為です。ポジティブに肯定する必要はなく、ありのままの自分を受け入れる自己受容が重要です。

自己受容についてホリエモンは次のように語っています。

まずは自分でできるだけ多くの情報にふれるようにすることが大事です。 そのためのツール、例えばスマートフォンのニュースアプリ、ソーシャルネットワークで面白い人、素晴らしい人の情報にふれてください。

そしてこれからはそうやってふれた情報を自分の頭で考えて、自分で整理してソーシャルネットワークで発信してください。 そうすることで自分なりの判断ができるようになります。

情報を収集し、自分で考え、整理してアウトプットする行為は、ありのままの自分を発信し続ける行為ともいえます。 そうすることで、他人の承認を求めるための判断ではなく、自分なりの判断ができるといっています。

課題の分離を行う

アドラー心理学では、自分で解決できる課題と、そうではない課題を分離することを進めています。悩んだときは、「この問題は誰の課題なのか?」を考えることが重要です。

親の立場であれば、夫婦関係は自分の課題です。 子どもの学業については、子どもの課題ということになります。この課題に介入して操作しようとするのではなく、子どもが勉強するように促す、または勉強したいと言われた時にサポートするような「援助」の姿勢が必要です。

課題の分離について、ホリエモンは自身の体験を語ります

例えば部下から裏切られたとか、信頼している人から裏切られてつらくないんですかとか、恨んでないんですかとか。すごく聞かれることが多いです。

でも、僕は悪いことは忘れることにしています。過去を悔やんでもいいことは何一つないです。

裏切られるのは自分の課題ではなく、相手の課題です。いくら裏切られないようにあれこれ画策しても、それは相手次第です。 ホリエモンは相手の課題で引き起こった経験について、怨むわけでもなく、復習するわけでもなく、潔く忘れると一蹴しています。

今ここを生きる

アドラー心理学では、過去に囚われることなく(トラウマの否定)、未来に逃げることなく、今このときを懸命に生きることが重要と説いています。

過去の経験が邪魔して~できない、とできないことを過去のせいにしたり、失敗したらどうしようと未来の心配をするのではなく、今この瞬間から始めてみるべき、といいます。

ホリエモンは過去の悪い経験については、忘れるといっていました。未来の失敗についても次のように語っています。

これからたぶん、みなさん、どんどん失敗していくと思います。チャレンジをするということは失敗する確率も上がるってことです。逆に言うとチャレンジしなければ失敗することはないかもしれない。でも、成功することもあり得ない。

だから、失敗した時に、いい処方箋というのは、失敗した段階で、再発防止策をねる。二度と同じ失敗をしないように、どうやったらいいのかその場で考える。そして、考えたら酒でも飲んで、騒いで忘れる。その次の日にはすっぱり忘れる。私もそうしています。

そして今この瞬間を大事に生きることについても熱く語ります。

未来のことを考える意味なんてない。

そして、過去を悔やんでいる暇は、皆さんにはないはずだ。

なぜなら、これからグローバル化で競争が激化して、そして、未来には、僕は楽しい事しかないと思うんです。それは、どうやったら楽しくできるか、それは今を一生懸命生きることです。

最後に

最後にホリエモンは贈る言葉として、次のメッセージで締めています。

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。」

今までホリエモンのことはあまり知りませんでしたが、アドラー心理学を自らの経験から実践してきた人だったようです。

素晴らしいスピーチで一気にファンになってしまいました。

嫌われる勇気」の作者の岸見一郎さんと対談もしているようで、釈放後に出版された「ゼロ」という本は、そんなアドラー心理学を実践してきたホリエモンの人生が語られる本のようです。

まだ読んでいないので読んでみたいと思います。

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

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