子どもはたくさん失敗をして成長する。失敗しない子どもは存在しない。みんな最初は失敗の連続。
寝返りをうとうと、なんども挑戦して失敗する。失敗してもあきらめずに挑戦し続ける。続けていると、次第にコツをつかんで寝返りがうてるようになるのだ。
子どもはいろいろなことで失敗して、どんどん成長するのだ。
パッと見るための見出し
大人は失敗を恥ずかしがる
大人は失敗を恥ずかしがる。最初は失敗ばかりだったのに。いつからか失敗を恐れるようになる。
自分が無能と思われたくないから。失敗した姿を見せるのが恥ずかしいから。理由は様々だが、失敗は恥ずかしいものだと信じ込むようになる。
大人は子どもの失敗を許せなくなるときがある
大人は子どもの失敗を許せなくなるときがある。子どもの失敗によって、親が後始末をしなければいけないとき。自分に被害が及ぶときは許せなくなる。
お皿を運んでいるときに、落として割ってしまったら、後片付けは親である。親としては1日に何度も後片付けはしたくないものである。
子どもが失敗すると、大人が残りを実施したくなる
子どもが失敗すると、大人が残りを実施したくなる。大人がやったほうが失敗の確率は下がるし時間も早い。
子どもがお皿を割ってしまった場合は、残りのお皿は親が片付けてしまう。そうすることで、本日2回目の割れたお皿の後始末をする必要がなくなるのだ。
本当にそれでいいのか?
子どもの失敗のきかいを奪うと、子どもは成長できなくなる
子どもの失敗のきかいを奪うと、子どもは成長できなくなる。成長する唯一の方法は、失敗を繰り返すことだから。
オムツトレーニングで失敗をしなければ、いつまでたってもオムツは取れないのだ。
親は子どもの失敗するきかいを多く与える必要がある
親は子どもの失敗するきかいを多く与える必要がある。一度失敗したら、二度失敗させる余裕が必要である。二度失敗したら三度失敗のきかいを与えるのである。
失敗の後片付けを引き受け、挑戦させて欲しい。もちろん、命がかかわるような挑戦はさせるべきではない。
子どもが失敗した場合の、最善の対処方は「もう一度やってごらん」の一言である。たくさん失敗のきかいを与えて成長してもらおう。
親も当然失敗する
親も当然失敗する。子どもの失敗を許せずに残りを自分でやってしまうような場合だ。次は「もう一度やってごらん」といえるように心がけよう。
たくさん失敗すれば、その分親も成長できる。
親も子どもも、たくさん失敗して、たくさん成長できるといいと思う。