ママの職場変更にともない、生活パターンが変わりつつあります。どうかわるべきか?という相談を、4歳の娘にしてみたところ、物事を順序だてて考え、判断する力がついてきたなぁ、と感じることができました。
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職場が変わり、保育園への送り迎えが大変に
我が家は共働き家庭です。二人ともフルタイムで働くのは難しいため、ママは時短勤務をしています。出勤時間を少し遅らせ、退勤時間を大きめに早くしています。そうすることで、なんとか保育園の送り迎えをするリズムで生活をしていました。
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しかし、最近大きな変化がありました。ママの出勤先が変わったのです。その変更により、出勤時間が延びてしまいました。その時間、約10分ほど。たかが10分、されど10分です。時短勤務中の10分の時間延長は2つの影響を及ぼします。
一つは、朝、いままでよりも早めに保育園へ送り届ける必要がでてくること。もう一つは、夕方、迎えに行く時間が遅くなることです。
この迎えに行く時間が遅くなる、ということは非常にインパクトがあります。標準の保育時間を超過してしまい、延長保育になってしまうのです。当然、延長保育になれば、延長料金がかかります。1日数百円でも積もり積もって結構な金額になっていきます。
これは、なかなかの一大事です。
対策は、パパが保育園に送ること?
なんとかならないものかと考えた結果、出勤時間は定時に戻し、退勤時間を大幅に早めたらいいのでは?という話になりました。その案を実現するためには、娘をいままで以上に早く保育園へ送り届ける必要があります。
幸い、パパが出勤する時間の少し前に、保育園へ娘を送り届けることができれば、実現できそうです。
ハードルは二つあります。一つ目は、パパが早起きできるか?というハードル。いままでよりも30分くらい早い、6時には起きなければいけません。やる気と体調次第なので、なんとかなる気がします。
もう一つのハードルは、娘が早起きできるか?というものです。娘もパパと同じく6時頃に起きなければいけません。いままで起きる時間は7時前後が多かったので、1時間も早く起きる必要があります。しかも、なかなかの目覚めの悪さです。
娘に提案してみると、驚きの応えが・・・
ということで、娘に相談してみました。相談内容は、ママの長くなった通勤時間の影響をどうやったら少なくできるか?です。
一方的に、娘に対して明日からは早く起きなさい、と言うのではなく、相談というスタンスを取りました。アドラー心理学的にいえば、「縦の関係」ではなく「横の関係」を意識した行動です。
「ママの働いているところが変わったみたいだね。今まで通りの時間に保育園に行くと、仕事遅れちゃうみたいだよ。」とパパから話かけてみると、「えー、それはやだー」と困ったリアクションをする娘。
「7時にパパと一緒に家を出て、保育園に行くことができたら、ママが仕事に間に合うかもしれないね」と伝えてみると、「いいね!やろうやろう!」とノリノリになります。
「あっ、明日の用意を夜のうちにしておいたら、朝すぐに保育園いけるんじゃない?」と提案してみると、「おー、そうだねー。じゃぁ、私が用意するから、パパがかばんに入れて。それと明日の朝、もう朝だよー、っておこしたて!」と大はりきりです。
相手のことを考え、先のことを考え判断できる、という成長
このやり取りを通じて、娘が大きく成長していることを感じました。
まずは、ママが会社に遅れてしまうことを心配できる、ということ。自分以外の人についても、自分のことのように考えることができるというのは、イヤイヤ期の頃から考えるとすごい成長を感じます。
そして、夜のうちに保育園の準備をすれば、朝早く家を出れると判断し、準備を実行できるという成長です。目の前の出来事ではなく、未来の目的を達成するために、必要なことを見分ける判断力。そしてその判断をもとに行動に移せる実行力。この判断力と実行力がついてきたのを感じました。
娘は保育園の4歳児クラス、幼稚園でいえば年中さんです。今年の保育園の進級式のときに、先生が言っていたことを思い出します。「この4歳児クラスの子どもにできてもらいたいことは、自らすすんで明日の保育園へ行く準備をすることです。いままではお母さんたちが準備していたことを、子どもにやらせるようにしてください。」
今夜のできごとは、まさに先生が言っていたことを身に着けていることを実感できることでした。
さてさて、明日の朝はどうなるでしょうか。朝起きるのが楽しみです。